Society for Art Education Studies
日時:2017年11月12日(日)
場所:東京藝術大学 美術学部 上野校地
口頭発表
中村 儒纏 「形や色」ではないものを捉える美術教育
ー石井鶴三の「凹凸のおばけ」からの考察ー
武馬 淑恵 「有松アルティザン」を育成する仕組みの構築に向けた研究
ー既存ワークショップの課題評価に基づく新たなワークショップの検討ー
渡邊 一翔 人体モデリング会「彫塑ロジュエ」
ー実践のあらましと開催を通じての考察ー
木谷 安憲 同テーマ作品の媒体における変化に関する一考察
ー紙芝居・絵本・絵画としての『るいちゃんの結婚式』ー
橘 美知子 座標軸を活用する美術科教育法の試み
ー大人と子供の視点を往復する課題体験の紹介ー
鶴野 俊哉 学校と地域をつなぐ芸術教育の取組
展示をともなう口頭発表
伊藤 裕貴、大小田 万侑子、野村 紀子、井元 紗奈恵、小林 千夏、只野 彩佳、松坂 朝子
幼児期における造形表現による教育の可能性についての実践的研究
古屋 祥子 山梨県立大学「リユース・アート・プロジェクト」の実践と課題
展示発表
発表者:赤木 美日 | 大小田 万侑子 | 大沼 蘭 | 栗山 由加 | 小松 佳代子 | 齋籐 千明 | 野村 紀子
大会企画
「デザインとは何か」
第20回研究大会テーマを継承し、「これからの美術教育」を積極的に創り、考えていく契機として、本大会は「デザイン」をテーマといたします。美術とデザインは、ともに創造的活動でありますが、めざす人間との関わり方においては、それぞれ異なる点もあります。そこで、デザイン分野の第一線でご活躍の河北秀也先生をお招きし、「デザインとは何か」と題しご講演いただきます。人間の幸せという大きな目的のため、創造力・構想力を駆使し、私たちの周囲の様々な関係を調整する行為をデザインとお考えになる先生の、現場から発信される貴重なお話から、さまざまな学びを得るまたとない機会となります。
講 演:河北 秀也 先生
(株式会社日本ベリエールアートセンター代表取締役アートディレクター・東京藝術大学名誉教授)