Society for Art Education Studies
日時:2016年11月6日(日)
場所:東京藝術大学 美術学部 上野校地
口頭発表
杉本 昌裕・竹久 万里子 グローバルな人材育成のための環境づくり
ー広く美術教育の視点から行う実践と考察ー
村木 薫 越後妻有アートトリエンナーレにおける15年間の土壁プロジェクトによる考察
早川 陽 総合的な学習の時間における美術鑑賞活動の実践
ー教養総合「ひたすら展覧会に行ってみる」を例としてー
神山 歩 遊びを超える芸術表現
ー学童保育実践とワークショップ実践から考察するー
原口 健一 木への関わりを促すことを目的とした木製玩具開発について
ー未就学児の親子を主な対象としたワークショップを通じてー
展示発表
赤木 美日 | 大河原 典子 | 大沼 邦康 | 神山 歩 | 近藤 明子 | 樽 晃子
大会企画:「人工知能と美術教育」
「構成的方法論としての人工知能と芸術」
一昨年の2014年第20回研究大会では、研究会発足から20年という節目の年を迎え、「美術教育 ー これからの10年を創る」と題して、大会企画が行われました。この流れを受けて本大会では、予見される今後の社会変化を展望し、一人ひとりが「これからの美術教育」を積極的に創っていく契機となるような大会を目指したいと思います。今社会が注目している人工知能( AI )をテーマに掲げました。美術教育の問題について、人間の認知を接点として、現在進化を遂げている人工知能の世界から考えてみたいと思います。そこで、これまでの日本の人工知能研究を牽引されてこられた中島秀之先生に、ご専門の立場から人工知能の現状 ー AIの歴史とその全体像、認知科学との関係、科学と芸術、日本の特殊性など、広い見地からご講演を頂きます。科学界と芸術界との深い関係とその重要な意義について、貴重なお話を頂ける機会となります。多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。
講演:中島 秀之 先生
(日本の人工知能研究を牽引してきた第一人者で、人工知能学会フェロー、認知科学会元会長・フェロー、公立はこだて未来大学名誉学長、そして現在は東京大学先端人工知能学教育寄付講座特任教授)
主催:美術教育研究会・東京藝術大学 美術教育研究室